クワドラント別に年収を見てみましょう

投稿者: | 2017年10月23日

このページでは、クワドラント別に年収を見てみたいと思いますが、多くの方が所属しているEクワドラント・従業員の場合、学歴と雇用形態によって大きく変わってきます。

まず、パート・アルバイトの場合、学歴に関係なく平均年収は60万円~120万円ぐらいだと思いますが、これは、時給制で働いている以上、仕方がありません。

また、非正規社員で多い契約社員や派遣社員の方も時給制や日給制が多いため、年収は240万円~360万円ぐらいだと思いますが、職種や仕事内容によって1.5倍から2倍近く変わってきます。

非正規社員で高収入なのは、大手自動車メーカーや大手自動車部品メーカーの工場の期間契約社員の仕事でしょう。会社にもよりますが、年収で360万円~450万円ぐらいあります。

その代わり、2年11ヶ月で退職しないといけないルールがありますので、短期間だけ働いてお金を貯めたい方ならそれで良いかもしれませんが、長く働きたい方にはおすすめできません。

以下は、高卒と大卒で「中小企業・零細企業に勤めた場合、大企業(上場会社)に勤めた場合、地方・国家公務員になった場合」の平均年収の目安ですが、このように見ると、Eクワドラント・従業員は大卒が有利と言えます。

また、サラリーマンの場合、勤続年数が10年、20年と長くなるにつれて給料が上がりますし、課長や部長になることができれば、会社にもよりますが、年収800万円~1200万円ぐらいになるでしょう。(その分、税金も高くなりますが…。)

高卒で中小企業・零細企業に勤めた場合 平均年収は200万円~300万円ぐらい
高卒で大企業(上場会社)に勤めた場合 平均年収は240万円~450万円ぐらい
高卒で地方・国家公務員になった場合  平均年収は240万円~420万円ぐらい

大卒で中小企業・零細企業に勤めた場合 平均年収は300万円~450万円ぐらい
大卒で大企業(上場会社)に勤めた場合 平均年収は360万円~600万円ぐらい
大卒で地方・国家公務員になった場合  平均年収は300万円~600万円ぐらい

Sクワドラント・自営業者の場合、年収はピンからキリまでありますが、0から2400万円ぐらいだと思われます。(もちろん、職種や仕事内容にもよります。)

場合によっては、マイナスもありますが、その分、自分のペースで仕事ができたり、いろいろと経費で落とすこともできますので、Eクワドラント・従業員にはないメリットもあります。

Bクワドラント・ビジネスオーナーとIクワドラント・投資家も同じようにリスクがありますので、場合によっては、マイナスもありますが、年収2000万円以上の方は、だいたい、この2つのどちらかのクワドラントに属している傾向があります。