クワドラント別の難易度を見てみましょう

投稿者: | 2017年10月23日

このページでは、クワドラント別の難易度について見てみたいと思いますが、大事な点は、どのクワドラントでも成功するためには努力が必要である(時間がかかる)ことを理解しておくことです。

まず、Eクワドラント・従業員で成功する場合、いい学校(いい大学)を卒業する必要があります。また、就職しても定年(だいたい60歳)まで働く必要があります。

また、Sクワドラント・自営業者の場合、資格を取ったり、独立起業をするのであれば、マーケティングとセールスについても学ばなければいけませんが、努力した分が収入になる保障はありません。

そのため、Sクワドラント・自営業者の方の年収はピンからキリまでありますが、だいたい二極化しています。(具体的には0か100万円のような感じです。)

Sクワドラント・自営業者の場合、全く稼げない方は1年以内で廃業になりますが、長い間、会社員をしている方が独立起業すると、このような結果に陥りやすいです。

また、独立起業すると、とにかく体が資本になりますので病気やケガによる休業は年収に大きな影響を及ぼしますので、上手く軌道に乗り始めるとIT化やマニュアル化をして、自分の代わりを育てていく必要も出てきます。

しかし、ノウハウを全て教えてしまうと従業員が独立してしまう恐れがありますので、人の雇用は難しいと言えます。そのため、優秀な方より優秀でない方を雇用した方が良いかもしれません。

この辺りは、自分がSクワドラント・自営業者のままとどまるのか、Bクワドラント・ビジネスオーナーを目指すのかで変わってきますが、無理に後者を目指す必要はありませんので、ゆっくり考えれば良いでしょう。

Eクワドラント・従業員の場合、会社組織で動きますので、一人が休んだり、退職したとしても大きな影響はありません。そのため、一人で行う仕事には厳しいものがあります。

このような理由から、一人でできる仕事であってもチームを編成して業務を進めていく経営者の方は多いですが、長期目線で考えると賢明な選択だと思います。