Iクワドラント・投資家のメリットとデメリット

投稿者: | 2017年10月23日

このページでは、Iクワドラント・投資家のメリットとデメリットについて解説していきたいと思いますが、このクワドラントのメリットは、収入に天井がないところと成功できれば自由な時間が得られるところだと思います。

一方、デメリットは、プロの投資家になるまでに時間がかかること(具体的には5年から10年の年月を要するでしょう。)と資金が必要になるところだと思います。(億単位の資金がないと投資をしてもあまり意味がないからです。)

ロバートキヨサキのキャッシュフロークワドラントの本の中では、Iクワドラント・投資家はお金が働いてくれるので自分で働く必要はないと書かれています。

しかし、そのためには、投資家としての技術をマスターする必要がありますが、このような授業は日本の学校教育には存在しません。(よって、自分で勉強しなければいけません。)

また、100万円の3%は3万円、1000万円の3%は30万円、1億円の3%は300万円と同じ3%の利回りでも資金が小さければ入ってくる金額も小さいため、まとまった資金が必要であることがわかります。

ここまでの話をまとめますと、Iクワドラント・投資家になるためには、「お金」と「お金を増やす技術」の両方が必要だと言うことがわかります。(この二つは両輪であり掛け算になるため、比較する物ではありません。)

インターネット社会になり、近年では、FXや株の売買で生計を立てている人もいるそうですが、これらの人は、投資家と言うより投機家、つまり、トレーダーになりますのでクワドラントに当て嵌めるとSクワドラント・自営業者になります。

では、どのような人が投資家なのかと言うと、上場会社の株を長期保有している方(配当による収入がメインの方)やアパートやマンションなどの不動産賃貸業を行っている方が投資家になるのではないかと思います。

要するに短期か長期かの違いですが、上場会社の株を買ったり売ったりしている方は投機家(トレーダー)で、数年単位の中期・長期で保有している方が投資家と言う感じでしょう。

投資家の方が注意する(気にする)のは、主に利回りですが、安全制や安定制も考えているでしょう。日本では、Iクワドラント・投資家として活動している方を目にすることは少ないですが、今後、注目される職業の一つになりそうです。