金持ち父さんの投資ガイド入門編と上級編から学べること

投稿者: | 2017年10月23日

金持ち父さんシリーズは、金持ち父さん貧乏父さんに始まり、金持ち父さんのキャッシュフロークワドラントで一旦、話はまとまっています。

その後、金持ち父さんの投資ガイド入門編と上級編が出版されていますが、投資に興味・関心がない方は読む必要がない本だと思いますが、上記の本を読んで少し興味を持たれた方は、その後の二冊も読まれたと思います。

まず、金持ち父さんの投資ガイド入門編と上級編ですが、株式投資や不動産投資についての基本的なことが解説されているだけで具体的な方法論は解説されていないことに注意しなければいけません。

しかし、これらの本が発売された時期は2002年頃ですので、この頃にしては、とてもタメになる情報がわかりやすく解説してある本の一つであったと思います。

10年以上が経過した今、読み返しても参考になる部分もあります。また、知っておいた方が良いこともありますので箇条書きにまとめてみました。

1 20対80の法則
2 投資は結婚と同じ
3 平均値に騙されない
4 全てを覚えることは不可能
5 投資と投機(トレード)の違いについて
6 投資家に必要な物は「教育・経験・ありあまるお金」
7 単純なプランを守り通す・効果のある方式を見つけ、それに従う

一つずつ解説すると長くなりますので省略しますが、気になる方は、もう一度、金持ち父さんの投資ガイド入門編と上級編を読んでみて下さい。

また、著者のロバートキヨサキは株式投資より不動産投資の方が好きなのかわかりませんが、後者の方をおすすめしています。(また、不動産投資をメインに解説してあるように思います。)

ですから、株式投資に興味・関心を持たれた方は、自身で株式投資の勉強をしなければいけません。また、不動産投資に興味・関心を持たれた方は、自身で不動産投資の勉強をしなければいけません。

どちらの道に進んでも、初心者の域を抜け出すまでに3年から5年ぐらいはかかるかもしれませんが、これは、Eクワドラント・従業員として頑張る場合でも同じでしょう。

しかし、多くの方は、今すぐにでも成功したいため、安易に株式投資や不動産投資に手を出して借金を背負った方が多いようですが、これは、金持ち父さんシリーズを読まれた方の典型的な失敗例と言えます。